こんにちは、一週間ぶりです!時雨です!
今日の記事は前回告知していたように、先日行われた合評会、そして座談会をご紹介しますよ!

さて、今回のテーマは「浮」!みなさんは「浮」という言葉からどのようなものを想像するでしょうか~?
今号の未界153号「白」には、「浮」という言葉をテーマに据えた作品が4つ集まりました!
そのうちの三作品、

・『憂き世、知らぬ世』河岸景都
・『浮世のしがらみ』西木栗
・『浮遊する思考』てぃん

と、あともう一つ、本編として153号「白」に掲載されている

・『リンドウ・カプリチオ』雪うさぎ

について、文学会メンバー各々が書評を寄せ合い、合評会をおこないましたよ!
それに伴いテーマ投票もおこなわれました!これにつきましては、文学会Twitterアカウントの方に結果が乗っていますので、そちらの方をご確認ください~



そして今回は合評会後に新たな試みとして、座談会を開きました!
この座談会は、「様々な意見に触れ合うことで、より良い創作活動をおこなっていこう!」ということで、以下の点について話し合いがされましたよ!

B1-o4QYCQAAQ7e3


 

 















①自身が合評する際に着目している点
②普段どのようにして作品をつくっているのか 


①について、私たち北海学園文学会は、部誌である未界を発行した後に、合評会を開いています。
「他の方々はどこに着目して書評をつくっているのか?」というのを聞くことによって、合評会をより充実したものにしよう、ということで45分間話し合いがされました!
またそれだけではなく、書評全般のことについても話が広がっていきましたよ!
その中で出された内容、その一部をご紹介しましょう!


・文章を見る(文章の流れや、比喩などの文章技巧)

・文章に関しては三人見直しがなされているので、合評では内容を見る
(私たちの文学会では未界に作品を提出後、三人による文章見直しをおこなっています)

・客観性と主観性の問題 (その線引きはどこか?)

・小説としての基盤がしっかりしているか(ジャンル等、作者の書きたいものがぶれていないか)

・本文を三度読み、意見はしっかりと具体化し、それを伝える
(その際、それが客観的な意見なのか、それとも主観的な意見なのかも相手に伝える)

・作品の改善点を考える(また、その作者の持ち味を生かすにはどうしたらいいのか?)

・作品としてのまとまりを見る(文章と内容が噛みあっているのか)


などなど……とにかく、様々な意見がでました!

そして②、これについても45分間話し合いがされました!
それぞれの作者によっても、作品の作り方はまるで違い、十人十色な意見が飛び出ましたよ!

詩の創作法に関する話に始まり、タイトルはいつ決めるか、物語の枠組みをどこから作っていくのか、ストーリーをどこまで固めてから書いていくか、どういったときに発想を得るか、またどういうときに小説を書く意欲がわいてくるか、などなど……充実した45分間でした!

とにかくそれぞれの作者によって書き方が違い、もうここにはまとめきれないくらい多種多様な創作方法が語られましたよ!
そんな作者たちによって生み出された未界153号は、文化棟3階、文学会の部室にて頒布中です!気になった方はぜひ、お越しください~



さてさて、いかがでしたでしょうか?以上、合評会と座談会のご紹介でした!
今年に文学界に入った自分にとっては、先輩方の様々な話が聴けて、とても実りのある座談会でしたよ!

では、今日の更新はここまでです。ここまで読んでくださってありがとうございました!
時雨でした。