こんばんは!夜も更けてまいりました。最近めっきり寒くなってしまいましたね。すっかり秋です。広報てぃんは札幌に越してきて三年目となりますが、今年の夏が一番短かったような気がします。
風邪など、体調に気をつけて後期に備えましょうね!!
さて、つい先日156号の合評会が終了いたしました!残すところ部誌の発行&合評会は二回となっています。一年もとても早いものですね。155号は大変遅ればせながらの宣伝となりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
十月祭で手にとることもできるので、気になる作品がありましたらぜひお願いいたします~!
『演技』佐倉宗一郎
末期の身体のその少女は、
雪降る中をただ歩き、
騎士の演技を真似して眠る
→本作は詩に挑戦した佐倉宗一郎先生。練り上げられた世界観、誰もが一度は経験したことのある気持ち、選ばれた言葉の数々……全てが胸にやわらかく、時に鋭く突き立てられます。
コラム【二と三の幻】河岸景都
『Tell me』雪うさぎ
君への声は届かない
だからこそ気になって
だけれども恋をする
→悟り悟られ恋騒動。高校生のきらきらで、甘酸っぱくて、もどかしい青春の日々。でもきっと、悟られの私がシンデレラの彼を迎えに行くって信じている。
コラム【What is 超能力?】泡鮪
『大人になるまでの幾日幾夜』榊麻里
日が昇ってまた降りて
一日一日が繰り返されて
僕は汚くなって
→僕が初めて女装したのは、中学二年生の頃だった。序文のインパクトだけじゃない。繊細な心理描写が光る一作。普通って?普通じゃないって?何だろう。答えを得ようとするのなら、きっと何かを失うのだろう。
コラム【マーキュリー・ファー】てぃん
ミステリ企画
多くの手紙に奇妙な殺人、不思議な怪盗、
少女たちの過去と、歌舞伎での殺人事件……。
そんな《謎》にまつわる五つのミステリ
コラム【あとがきおぼえがき】榊麻里
テーマ『外』
「さようなら、ゴーテル」河岸景都
「ハコのなかみ」てぃん
「天帝は愛の戯れ」萩野荻斗
「一つの出逢い」如月瑠唯
「二人の演技」佐倉宗一郎
「まぼろしの」端乃ちかこ
「瞬刻の塔」くずも
「輝く檻を吊るす」西木栗
→2、3、4年生の多彩な作品がそろい踏み。どの作品が一位をとってもおかしくはないレベルです。ぜひご覧下さい。
さてさて、今回は155号についてご紹介させていただきました。明日は最新の156号を紹介させていただきたいと思います!明日もぜひチェックしていただけると幸いです。
お付き合いありがとうございました。
てぃんでした。
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