こんばんは!広報てぃんです。
本日は、最新号未界156号【紫】【蘭】についてご紹介させていただきます。お付き合いいただけたら幸いですヽ(*´∀`)ノ

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まずは【紫】

『青き春の哀歌』佐倉宗一郎
まだ見ぬ場所へ飛びたて
そう言われ
人はから堕ちてゆく
→前号では詩を魅せてくれました佐倉宗一郎先生。今号では短歌を詠んでおります。言葉選びと共感を呼ぶ歌がいくつも発表されました。

コラム【ゆめの話】てぃん

『ギロチンロール』アカンネ
少年
    飛翔しちゃって
             エゴイズム
→起きて、『飴波倫吾』にならなくてはならない。僕の在りたいように在ることを大人たちが許さない。かなしみのない じゆうなそらへ つばさをはためかせてゆけたのなら――。

コラム【ジャニーズに触れて】西木栗

『僕らの探偵ごっこ』てぃん
ホップステップで二段飛び
一人がダメなら二人でさ
僕らは唯一の相棒になる
→「キス通り魔事件?」それは学園を揺るがす大?事件。「なあ、犯人探しをしようじゃないか、相棒」それは僕の穏やかで平凡で愛おしい放課後を手放す悪魔の誘い文句。

コラム【おとめちっく入門】くずも

『情を騙るなと言うけれど』西木栗
不明確不明瞭
とらえどころのない概念
大切だとは思ってなかったのに
→最後に話したのは、彼が殺される前日の放課後だった。事件が起きたのは、キナが『因縁者』だから?いいや違う。キナの話を聞いた僕にはもう分かっていた。どうして気が付かなかったのだろう。入学してから、今まで。

コラム【プレゼントと紙もの】河岸景都

『英雄と獣』くずも
生きることも 死ぬことも
何ひとつ分からないままであったから
孤独な英雄は、獣を飼うことにした
→――しにたくない。でも、しねない。英雄ルナルカは老いてなお「英雄」としてアルディアナ帝国に在った。食べ物が喉を通らなくても、体が思うように動かなくても、生にしがみついていた。だが、ヴァルとの出逢いがルナルカを、アルディアナ帝国の歯車を狂わせていくのだった。

コラム【人生で一度はやりたいこと 1】泡鮪

会話文企画
紡がれた言葉たちはね
たくさんの意味を持っているの
――貴方の物語を教えて?



続いて【蘭】です!

未界ポエトリィ-7th-
自由言葉を紡ぐことを
生きることと同じくらい大事にしたい
――の企画、回目。

コラム【人生で一度はやりたいこと 2】泡鮪

リア充企画
酸いも甘いも経験
重ねるうちに好きになる
との日々を行く

コラム【午前十時に映画館へ】河岸景都

テーマ『生』
「二階隅っこの正体」如月瑠唯
「生地」四条筑紫
「時間壊死」アカンネ
「巡りの翔破」月城咲久夜
「お早めにお召し上がりください」端乃ちかこ
「隣り合った世界で」柊耀音
「タンポポの日々」ちせめのせ
「変奏」佐倉宗一郎
→今回のテーマには一年生の作品が三つもあり、新鮮さを強く感じました。入部時点での経験値に差はあると思いますが、それは新入生だった誰しもが通る道です。これから目標を持ってどんどん成長していってほしい、と思う広報てぃんでした。


さて、今回の二分冊はとってもボリュームのある仕上がりとなりました。こちらも十月祭で頒布したり、図書館に置かせていただいたりするのでぜひ手に取っていただけたらな、と思います。
長々とお付き合いありがとうございました。
てぃんでした。